日本住血吸虫症の制圧の歴史がわかる絵本です。後半の解説ページも充実していて、読み聞かせの際に参考になる情報が多く掲載されています。国内では終息宣言が出された寄生虫症ですが、先人たちの努力の過程を後世に語り継ぐことの重要性に気づかされます。南アルプス子供の村中学校で、当時の中学生が製作したものです。昨年自費出版され、このたび一般書籍として店頭に並ぶことになりました。当館推薦書です。
【監修】
堀真一郎
【著者】
南アルプス子どもの村中学校ゆきほたる
【出版社】
黎明書房
【サイズ】
A4判上製
【ページ数】
44ページ(オールカラー)